風邪・インフルエンザ予防のアロマテラピー

忙しくて休めないのに・・・
そんな時に限ってかかってしまう、風邪やインフルエンザ・・・。
治るまで時間がかかったり、何より寝込むことになったら本当に憂鬱ですよね(>_<)
そんな厄介な風邪やインフルエンザは予防できるに越したことはありません。

風邪.インフルエンザの原因とは?

「流行性感冒」と呼ばれる風邪やインフルエンザは、主に飛沫感染/接触性感染にて広まる、様々な症状に対する総称です。

ちなみに、風邪の原因ウイルスに有効な薬剤は無く、市販の風邪薬も医療機関で処方される薬剤も風邪の諸症状を緩和する対処療法薬のため、まずは風邪にかからないようにするのが一番です。
過去には風邪にも抗生物質が処方されていたことがありますが、現在はその有効性は科学的に否定されています。

精油をはじめとするハーブ成分の抗ウィルス作用は、特定のウィルスに対するものではないため、複数の風邪ウィルスに対して有効です。
また、精油の抗ウィルス作用は医薬品のようにウィルスの型によって効果が無くなることも、耐性ウィルスの出現も無い為とても効果的!
そして副作用の少ない自然療法と言えます。空間への精油の噴霧・拡散といった方法が有効的。
代表的なもの4つをご紹介します。

風邪・インフルエンザ予防に有用なハーブ精油

1.カユプテ
オーストラリア東部~ニューギニア原産のフトモモ科の植物
水蒸気蒸留部位:葉
ハーバル調で清々しさの中に力強さを感じる香り。
抗ウィルス作用がある1.8シネオールを大量に含有(60~75%)し、特に呼吸器系の感染症や感染予防に効果がある。
リンパ鬱滞除去作用、静脈鬱滞除去作用、抗カタル作用、去痰作用、免疫刺激作用が期待出来る。

2.ユーカリ・グロブルス
中国、スペイン、ポルトガル、インドに生息するフトモモ科の植物
水蒸気蒸留部位:葉
ユーカリ精油として広く知られているのがこの精油で、清々しい香りが頭をスッキリさせ、心身をリフレッシュさせる。
1.8シネオールの含有量も非常に高い(60~90%)ため、呼吸器系の症状緩和作用が期待出来る。
抗カタル作用、去痰作用、抗微生物作用、抗菌作用(黄色ブドウ球菌、肺炎連鎖球菌、大腸菌など)、抗ウィルス作用など。

3.ローレル
モロッコ、フランス、スロベニア、バルカンに生息するクスノキ科
水蒸気蒸留部位:葉
煮込み料理やカレーのスパイスとしても知られるローレルは、甘くスパイシーな香りで心を落ち着かせてくれます。
抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用の他、鎮痛作用や自律神経調整作用までカバーできる、重宝する精油です。
香りも柔らかいので他の精油とのブレンドにも馴染みやすいので使いやすくておすすめです。

4.ラヴィンツァラ
主にマダガスカルに生息するクスノキ科
水蒸気蒸留部位:葉付き小枝
とても爽やかな香りで気分をリラックスさせ(神経強壮作用)、安眠(誘眠作用)を誘います。
1.8シネオール含有量は45~65%と、やや高めではありますが「使用方法/使用量の目安に準ずれば禁忌なし」なので幅広い方に使える、
とても便利な精油です。
ラヴィンツァラが持つ、風邪・インフルエンザ予防に役立つ特性は、免疫刺激作用、抗ウィルス作用、抗感染作用など。
残念ながら罹患してしまった時にも大変有効で、症状緩和に役立つ効果が多く含まれる精油です。
(身体を無理なく休められる)誘眠作用、抗カタル作用、去痰作用、呼吸器うっ血除去作用、気管支拡張作用、筋肉弛緩作用、鎮痛作用などが期待できます。

※【!注意!】1.2.の禁忌について
1.8シネオールには皮膚刺激がありますので、乳幼児には皮膚塗布で使用しない。(今回おすすめの使用方法ルームスプレーでお使いください)

注意事項
妊婦、授乳中の産婦には希釈して使用(1.8シネオールは皮膚刺激が強い為)

予防でおすすめの精油の使い方

ルームスプレー
咳やくしゃみなどで空気中を漂うウィルスに対しては空間に噴霧出来る「ルームスプレー」が良いですね。
簡単に作れて、1か月程度使えますので感染対策&予防に活用できます。

簡単!風邪・インフルエンザ対策のルームスプレー

<材料>全量100ML 精油濃度1% の場合
・精油 20滴
・無水エタノール 90ML
・精製水 9ML
・100MLスプレーボトル(遮光瓶が好ましい)

<作り方>
①スプレーボトルに無水エタノール90ML,精製水9MLを入れ、軽く混ぜます。
②口からこぼさないよう精油瓶をゆっくり傾け、20滴をスプレーボトルに入れます。
③しっかりスプレー口をはめてから、上下に5回程度振り混ぜて出来上がり!
【POINT】
◎精油瓶は絶対振らないで!
瓶によっては出にくいものもあるかもしれませんが、傾ければゆっくりでも出てきます。正確な量も分からなくなり・周りにこぼれてしまうので振らないでください。
◎20滴の内訳
上記のおすすめ精油1種類でも良いし、香りの好みで上記内でブレンドしてもらってもOKです。濃度1%にするため、滴数は守りましょう。

【おまけ】免疫力アップに役立つハーブ

「エキナセア」というハーブです。
エキナセアは北米原産の植物で、最近、免疫系の活発化への効果が注目されていて、白血球の食作用の亢進なども報告されているそうです。
北米原住民は古くから感染症予防や治療にも使ってきたという歴史もあります。
ハーブティでは、お味は「草木の香り」と表現されますが、割とクセがないので飲みやすいのでは?
他のハーブとブレンドしても良いようです。美容にも効果ありです(^^♪

 

 

いかがでしたでしょうか。
風邪・インフルエンザのピークは概ね2月頃までですが、鼻風邪などは冬ではなく春/秋に流行しやすいのだとか。
いずれにしても年間通して元気でいられるのが一番!ですので、ぜひ精油のパワーを上手に生かして健やかにお過ごしくださいね♫

MAA認定メディカルアロマプラクティショナー 鈴木佳美

参考文献:NARDJAPAN 「ChemotypeAromatherapy」「ケモタイプ精油辞典」

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